CCIEのLabには役に立たないと思いますが、仕事では役に立つ (と
思う)コマンドの紹介をします。
もしかすると皆さん知っているのかもしれませんが、私の周りでは使っ
ている人を見たことがないので。
よくTroubleshootingの作業をやるときに、showコマンドを投入した
ときの時刻を一緒に表示したいことがあります。その場合は、show
clockコマンドと実行したいshowコマンドを一緒にコピーしておいて、
実行する際にコピーしておいたコマンドを貼り付けします。
そうすることで、show clockと実行したいshowコマンドをほぼ同時に
打つことができます。
でもIOSにはもっとスマートなやり方があります。
Line Configuration Modeで以下のように設定します。
今回は例としてコンソールに設定していますが、vtyでも設定できます。
Router(config)# line con 0
Router(config-line)# exec prompt timestamp
Router(config-line)# end
このexec prompt timestampというコマンドは、showコマンドを実行
すると、そのコマンド出力の先頭にhow clockの内容と同じものを併せ
て表示してくれます。以下に出力のサンプルを示します。
Router#sh run
Load for five secs: 5%/0%; one minute: 7%; five minutes: 7%
Time source is NTP, 00:25:10.137 UTC Fri April 28 2006
Building configuration...
!output omitted
この例では、show runと実行した際にshow clockのコマンド出力が
一緒に表示されていることが分かります。
私は結構便利なコマンドだと思ったので、設定にはいつも入れるよう
にしています。
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