Tuesday, January 31, 2006

Ichiro is in "Routing TCP/IP, Volume1, 2nd Edition".

QoSの勉強と同時並行で、

Routing TCP/IP, Volume1, 2nd Edition
http://www.ciscopress.com/title/1587052024

を勉強していました。
この本にIchiroが出ていたとは驚きです。
#といっても名前がちょこっと出てくるだけです。

この本は基礎の見直しのために手に取りました。
内容としては、Workbookをはじめる前の勉強に
適していると思います。文章も読みやすいし、
Case Studyが充実しているので、こんな場合に
どうなる、というのが分かりやすくまとめられてい
ます。

Labの勉強を始める人にとっては必須のMaterial
と言えると思います。いきなりWorkbookを使って
勉強を始める、という手もアリです。が、その前に
この本を勉強しておくと、IGP、IPv6、Route Filter
関係の知識が身につきますので、Workbookの
IGPのあたりはスラスラ解けるようになるのでは
ないでしょうか。

ちなみにこの本では、ある「まつがい」があって、
IPv6のlink-local addressを

FF80::/10

としていますが、正しくはFE80::/10です。
だまされないように注意しましょう(笑)

Friday, January 27, 2006

QoS(642-642E) 受験記

24日にQoS(642-642E)を受験してきました。

ちなみに642-642Jってあったんですね。知らなかった。。。
でも仮に知っていたとしても日本語では受けませんけど。

ええ、英語の鍛錬ですとも。

試験の結果は、PASSでした。

久々のCisco試験でしたが、日々進化していますね。
私がCCNP受けた頃なんて、Cisco試験は難しくなく、
シミュレーション問題もなかったので割と楽に取れたのですが。

しかし、このQoS試験は曲者です。
内容はけっこう難しいです。あいまいな知識のままで受験
すると落ちると思います。

それに今まで見たこともないような形式の問題も出ましたし。

多分、以下の質問に答えられない方は受験すべきではないと・・・。

 - Delayに関して、その全ての種類とそれらのDelayがどこで発生
  するか説明できますか。

 - DSCP値について完全に説明できますか。
  例えばAssured FowardingのClassとDrop Probability
  の値について完全に理解していますか。

 - QoSの全体像を包括的に説明できますか。

 - CoSやToSにMarkingする際、Marking Toolをすべて
  説明できますか。

 - Congestion Management Toolをすべて説明できますか。

 - CIR = Bc / Tcの本質的な意味を理解していますか。
  この式があらわしている事を説明できますか。

 - Policing / Shapingの違いを理解していますか。

 - Token Bucket Algorithmを完全に理解していますか。

 - Congestion Avoidanceの動作を説明できますか。

 - Flow-Based WRED、DSCP-Based WRED、ECN
  で動作の違いを説明できますか。

 - LFI Toolについて説明できますか。
 
 - FRF.12とMLP LFIの違いについて説明できますか。

 - Catalyst2950のQoS時の動作について理解していますか。

 - Auto QoSでどんな設定がされるか理解していますか。

 - さまざまなQoS Tool Setをどういう場合にどう設定すれば
  よいか(Best Practice)を説明できますか。

これらの質問はかなり大雑把です。それに試験範囲のすべて
を網羅しているわけではありませんし。

あまり細かく書くとNDAに反するので書けませんが、これらの
ことについて、自分以外の人に説明できるレベルでないと
PASSできないでしょう。

またこのQoS試験はCCIE Lab Candidateにとってはかなり
お薦めです。というもの、QoSの動作やコンセプトが完全に
理解できていないと答えられない問題が多く、その勉強は
Lab受験にとって必須です。

私が使用した教材は以下の2つです。

■Cisco Press IP-Telephony Self-Study Cisco QoS Exam
  Certification Guide, 2nd Edition
 
http://www.ciscopress.com/title/1587201240

■Cisco Press End-to-End QoS Design: Qualty-of-Service
  in LANs, WANs and VPNs
 
http://www.ciscopress.com/title/1587051761

QoS試験対策は一番目に紹介したCertification Guideで十分
かと思います。CCIE Lab対策までを考えるとこの本では不十分
なのです。なぜなら、この本にはCat3550のQoSについて書かれて
いませんので。

CCIE対策までを見越している方は二番目のEnd-to-End QoS
を利用すると良いと思います。ただこの本は、Cat45、Cat65の
QoSやQoSのDesign理論まで書かれていますので実務に役立ち
ます。

私はこれらの教材をつかって約三週間、みっちり勉強しました。
CCIE Lab対策を前提に勉強していたので、それこそ本当に細かく
勉強しました。QoS試験は12.2Tまでを含んでいるようですので
いい復習にもなりましたし、あるQoS Toolの内容をまったく理解でき
ていなかったことが判明したりと、私にとっては非常に有意義な
試験となりました。

Thursday, January 26, 2006

I've just moved !

新しい場所でBlogをはじめるにあたり、Titleを変更してみました。

その名も、

「Overseas and Beyond」

どことなくカッコつけたTitleですが(笑)、Conceptは以下の2つです。

 - Overseas
  Networkの技術は世界共通。だったら海外での仕事も経験したい。

 - and Beyond
  海外での仕事を通じて、自分自身が成長したい。
  日本でできないような経験もしたい。
  大変なのはわかっているから、それを乗り越えてその先にある何か
  を手にしてみたい。

英語的に変なTitleかも知れませんが、要は「想い」です。
想いが伝われば、それを伝える 言葉なんて所詮Toolに過ぎません。
正しいとか、正しくないとか関係ないはずです。

と、海外での仕事を夢見ていますが、まずは目の前の目標から一歩一歩
確実にこなして 行かないと何も始まりません。

なので、当面はCCIE R&Sのお勉強Blogになります。

ちなみに、何故Blogを変えたかといいますと、つい3日前に会社の
Note PCが壊れてしまったからです。HDDが逝ってしまいました。
不思議なことに新しいPCを触っているといろいろと使用している
Toolも変えたくなるもので、メーラーもBeckey!からThunderbirdに
変えてみたり、TerminalもPoderosaに変えてみたり。そうやって
いくうちにBlogも変えるかというノリになってきたのです(笑)

そもそもアメブロにはSkinのデザインで気に入るものがなかったので
それが苦痛でした。そんな時、このBloggerを見て「ここにしよう」と
思うに至り、結果引越ししたというわけです。

このエントリーを見てくださっている方で、以前の

WorldwideなNetwork Engineerになる
http://ameblo.jp/koichi-ne/

のリンクを登録されていた方は、この機会に変更していただけると
幸いです。